ヘッダーイメージ 本文へジャンプ
過去の日記(2023年)

◎02月12日 木箱を作りました


◎2022年
◎2021年
◎2019年
◎2018年
◎2017年
◎2016年
◎2015年
  

2023年02月12日 12時46分
木箱を作りました
 今年最初の日記ですね。

 今回は、久しぶりに、ちょっとだけ絵に関係する話題です('◇')ゞ。

 先日、木工で小箱を製作する機会がありました。
 木材は、ヒノキ。
 鋸(ノコギリ)・鑿(ノミ)・鉋(カンナ)などの道具を使い、
基本的に手作業で製作しました。
 一部、手作業ではやりづらい部分は、機械の力を拝借。

 こんな感じの作品です。
外側の寸法がW98×D147×H83ぐらいの小さな箱。

 

 

 胴付きのほぞの部分(接合部)は形を整えるのがやはり難しく、
組み立ての時にピッタリと合わせるのは至難の業ですね(;^_^A。
 一見すると、ぴったりハマっている様に見えますが、
実は、特製のパテを作って、隙間を埋めています('◇')ゞ。
パテは、ご飯粒とヒノキの削り粉を、
少量の水と混ぜて、練り込んで作ったものです。
乾燥すると、ガチガチに固まります。
こんな原始的な物でも、ちゃんと埋まるものなんですねえ。

 

 釘を打った部分も、上からパテを埋めて、目立たなくしています。↑

 表面を鉋掛けする時には、木材の端の部分が「さかむけ」の様に
剥がれてめくれてしまう事が多いので、
先に鉋で角の面取りをしておきます。
 しかし、それでも、技術不足の為、やっぱり「さかむけ」が
どんどん出来てしまいます(T_T)。
 目立つ部分がかなり抉れてしまったので、
木工用ボンドにヒノキの削り粉を混ぜた特製のパテで
埋めてみたのですが…補修の出来栄えは微妙ですね^^;。

 

 ちなみに、蓋が入る溝の部分は、機械で削ってあります。

 
 
 ところで、表面に描かれているイラストなんですが、
これは、「伝熱ペン」という道具を使って描いています。
 先端部が加熱され、その熱によって木材に焼き目を入れて
絵を描いていくという代物です。
 何だか、はんだごての様な感じ。
 こんな物があるんですねえ。初めて知りました。

 描く線の太さ・細さに合わせて、使用する先端部を選択するのですが、
今回は、蓋のイラストのマイクの網目の部分だけは細い先端部を使い、
残りは全て、標準の(?)大きめの先端部を使う事にしました。

 そして、いざ本番。
 ペンを十分に温めて、木材へ描き込んでいきます。

 恐らく、初めての人にとっては結構難しい作業だと思いますが、
僕は、鉛筆画を描く様な感覚で、筆圧を弱めてやってみたところ、
割とスムーズに描く事が出来ました。
 初めての割には、出来はまあまあでしょうか。

 蓋のイラスト。

 

 

 前面部。↓

 

 背面部。↓

 

 左側面部。↓

 

 右側面部。↓

 

 裏面部。↓

 

 裏面部は、墨付けの痕がうっすら残っていますね^^;。
慌てて作業をしたので、消すのをすっかり忘れていました。
 既にワックスを塗っているので、もう消せませんね(;^_^A。
 まあ、またペーパーで磨いて、ワックスを塗り直せば良いだけですが、
これはこれでちょっと面白いので、このままにしておきます('◇')ゞ。

 ちなみに、このイラストの図案は、僕のオリジナルではなく、
フリー素材を拝借しました(;^_^A。
それを、カーボン紙でそのまま転写しただけです。
 本当は、こういうイラストを
自作出来るスキルが欲しいところですが…^^;。

 音楽に関わるイラストを集めて採用しましたが、
何だか楽団の様な感じになりましたね(#^^#)。
カテゴリー:日記

TOPへ戻る

 Home トップページへ
フッターイメージ